季節の変わり目といえば、衣替えですね。
衣替えの時期は、地域によって多少時期が前後しますが、
暑くなる前の6月初め頃と、寒くなる前の10月の初め頃の年2回するのが一般的です。
でもなんとなく服を入れ替えるのではあまり意味がありません。
衣替えは衣類のメンテナンスと、クローゼットの整理をするチャンスです。
今回の記事では、衣替えをするときのポイントをご紹介します。
ポイントを押さえた衣替えでごちゃごちゃしたクローゼットをおしゃれが楽しめるクローゼットに変身させましょう。
衣替えをするときの3つのポイト
衣替えをするときのポイントは以下の3つです。
①着ない(着れない)服は手放す
②洗濯・クリーニングなどのお手入れ
③それぞれに適した収納をする
ポイント① 着ない(着れない)服は手放す
私的にはこのポイントが衣替えをするときに一番重要だと思っています。
この作業で服の数をぐっと減らしておくと、その後の衣替えの作業がとてもスムーズに進みますよ。
手順はたった3ステップ。とってもシンプルです。
①全部出して一ヶ所に集める
②「着る」・「着ない(着れない)」に分ける。
③着るモノだけ残して、他は速やかに手放す。
まず、クローゼットの中にある服を全部出します。とにかく全部出してください。
他の場所に収納しているものがあれば、それも出してきて1ヶ所に集めます。
こうやって手持ちの服を一ヶ所に集めると、自分がどれほどの服を持っているか一目でわかります。
あらためて見ると、思っていた以上たくさんあってびっくり!なんてことも。
それに、持っていたことすら忘れていた服も出てくるかもしれませんね。
全部一ヶ所に集めた後、着る服、着ない(着れない)服に選別します。
手放す基準は以下を参考にしてください。
・落ちないシミや汚れ、ヨレ感のある服。
・今シーズン一度も着なかった服
・サイズが合わなくて着れない服
・来シーズンは着なさそうな服
このとき、どうしても手放すのを迷ったものがあれば、段ボール箱(一時保管BOXとします)などを準備して、そこに入れておきましょう。
一時保管ボックスには、必ず保管期限(最長1年間)を目立つように記入しておきましょう。
そして、保管期限までに着ることがなければ手放します。
住まいの収納スペースは限られています。
不要なモノのために限られた収納スペースを使うのはもったいないですよね。
不要な服はこの機会に思い切って手放しましょう。
ポイント② 洗濯・クリーニングなどのお手入れ
不要な服を手放したら、次は残した服のお手入れをします。
家で洗えるものは洗濯し、家で洗えないものはクリーニングに出します。
一回着ただけだからと洗濯をしないまま収納すると、皮脂などの汚れで、服が傷んだり、黄ばみ・変色・カビの原因になります。
大切な服がそうならないようにしっかりお手入れをしてしまいましょう。
きちんとお手入れをしてしまえば来シーズンを気持ちよく迎えられますね!
※今シーズンの衣類も汚れなどチェックして、必要に応じてお手入れをしてください。
ポイント③ それぞれに適した収納をする
服を収納する前にまず、収納する場所をキレイにしておきましょう。
クローゼットや引き出しの中は、ほこりが溜まっていたりして結構汚れているものです。
掃除機をかけたり、拭き掃除をしてキレイにします。
せっかくきれいにした服が汚れちゃいますもんね。
きれいにしたら、いよいよ収納です。
大切な衣類だから、それぞれのアイテムに適した収納で大切に保管しましょう。
衣類によってハンガー収納の方がいいもの、畳んで収納した方がいいものがあります。
それぞれの衣類に適した形で収納することで、シワや型崩れを防止できます。
<ハンガーにかけて収納した方がいいもの>
シワがつきやすいシャツやブラウス、シルクやサテン、コットンなどのシワになりやすい素材のもの。
<畳んで収納した方がいいもの>
ニットやスウェットなどハンガーにかけると生地が伸びて型崩れしてしまうもの。
また、このとき、防虫剤や防虫カバーを使って保管したり、湿気対策として除湿剤を入れておくと安心です。
収納するときは、クリーニングのカバーは必ず外してくださいね!
そのままにしておくと、カビや黄ばみ、変色など服の傷みの原因になりますよ。
最後に:衣替えでおしゃれを楽しむクローゼットを作ろう
いかがでしたか?
今回は衣替えをする時のポイントをご紹介しました。
面倒だと感じる衣替えもポイントを押さえればスムーズに進めることができます。
衣替えで衣類のメンテナンスと整理をすることでスッキリとした選びやすいクローゼットになります。
選びやすければ、コーディネートが楽しくなり、今までしたことがなかったような新しいスタイルに出会うきっかけになることもあります。
ぜひやってみてくださいね。
ポイントを押さえた衣替えで、おしゃれを楽しむクローゼットを作りましょう。