こんにちは あやくまです。
4月は進学や就職で一人暮らしを始める人も多いですね。
街で見かける新社会人、入学式のニュースで見る学生たち。
そんな若者の姿を見ると、こちらまで晴れやかな気分になります。
と同時に、その子たちの親御さんたちの気持ちにも思いをよせてしまいます。
私の娘は昨年、大学進学を機に一人暮らしを始めました。
進学先が決まってからは、マンションの契約、電化製品や家具の段取りなど引越し準備に大忙しで、感傷に浸っている暇もありませんでした。
しなきゃならないことが多過ぎて、娘が家を出るということが実感できなかったんだと思います。
それでもなんとか荷造りを終え、娘の荷物を送り出した後のガラーンとした部屋を見た時、
あれ?なんだこの寂しさは・・・と感じたんです。
でも横で新生活のスタートをワクワクしながら楽しみにしている娘に「寂しい。」なんて言えるはずもなく・・・
寂しい気持ちをグッと抑えて送り出したのでした。
そして今年の4月。娘が一人暮らしを始めて1年が過ぎました。
リモートでの授業も多い中、新しい友達もでき、自分なりに学生生活を楽しんでいるようです。
家にいるときは、毎朝自分では起きられなくて起こさなきゃならなかったのに、一人暮らしを始めてからはちゃんと起きているみたいだし、自炊も楽しんでる。
やればできるじゃん。
いえいえ、できるのを知らなかっただけで、子どもは親が思っている以上に成長しているんですね。
それでもやっぱり、ちゃんと食べているだろうか、体を壊していないだろうか、困ったことはないだろうかと心配はつきません。(これはこの先もずっと尽きることはないと思います。)
今も、長期の休みに帰省してくる時は楽しみでしかたがないですし、帰省を終えて行ってしまう時はとっても寂しいです。
でも見送る時は、あえてなんでもないように見送ってしまいます。
寂しいとか心配でしょうがないとかそんな気持ちはとりあえず心の奥底に隠して
「頑張れ!」の気持ち100%で送り出してあげたいんです。
ま、親の意地ですね。(そんなところで意地をはっても仕方がないですが。)
次に、帰省してくる時にはさらに逞しくなってくれていることを期待しています。
本当に、4月は親にとって、巣立っていく我が子を全力で応援したい気持ちと心配する気持ち、寂しさなどいろんな感情が入り混じる季節ですが、それでもやっぱりこの季節は希望にあふれたいい季節だなと思います。
自分も若者に負けず頑張るぞ!とも思う季節です。
それにしても・・・
今は携帯電話やLINEがあるから連絡がつきやすいけれど、昔はなかったから親も心配だったろうな。
学生の時はそんなこと考えても見なかった。今になってわかる親の気持ち・・・・。反省。